インプラント治療後のアフターケア

インプラント アフターケア

インプラントが完成すると、元からある自分の歯のように
快適に過ごすことができるようになります。

歯の悩みを長年抱えてきた方の場合は、
インプラントにしてからのほうがずっと快適になったと
感激されることも多いものです。

インプラント治療後は、自分で行うセルフメンテナンスと、
3ヶ月に1回、当院で行うメンテナンスを続けます。

きちんとメンテナンスを続ければ、
インプラントの寿命を長く保つことができます。
(当院ではインプラント治療後5年保証を行っております。)

インプラントが完成した後、どういったメンテナンスやアフターケアを行えばよいのでしょうか。
ここでは時間を追って見ていきましょう。

インプラント
手術後

  • 手術後24時間は、うがいなどを避け、口の中を刺激しないようにしましょう。
  • アルコールは血行がよくなり出血しやすくなるため、当日の飲酒は厳禁です。
  • 喫煙は、逆に血行が悪くなるため、傷口の治りが悪くなります。できる限り控えたほうがよいでしょう。
  • 人によっては、顔の腫れや、内出血性の青あざができることがあります。
    ピークは2~3日目で、冷水湿布を行うと楽になります。
  • 手術当日はシャワー程度でしたら可能です。しばらくは長風呂・サウナなどを避けるようにしましょう。
  • 麻酔が効いている間は、口の中を誤って噛みやすくなります。麻酔が切れるまで食事は避けたほうがよいでしょう。
  • 術後2~3日は、スープやおかゆなど、かむ必要がない柔らかいものを摂り、固いものや熱いもの・刺激のあるものを避けるようにしましょう。

自分で行うケア

  • 元からある自分の歯と同じように、歯ブラシやデンタルフロス(糸)を使った歯磨きを行います。

※人工の歯は歯垢で溶けないイメージがありますが、その周りには、歯肉や歯槽骨があり、歯垢が悪影響を与えます。
インプラントの周囲が赤く腫れたりしていないか、鏡を見てチェックすることも大切です。
異常が認められたら、定期健診前でも歯科医に診せるようにしましょう。

当院で行うケア

  • 元からある自分の歯と同じように、歯ブラシやデンタルフロス(糸)を使った歯磨きを行います。

※人工の歯は歯垢で溶けないイメージがありますが、その周りには、歯肉や歯槽骨があり、歯垢が悪影響を与えます。
インプラントの周囲が赤く腫れたりしていないか、鏡を見てチェックすることも大切です。
異常が認められたら、定期健診前でも歯科医に診せるようにしましょう。

インプラントの寿命

インプラント 歯磨き セルフケア「形あるものいつかは壊れる」といいますが、
インプラントにも寿命があります。

といっても、「**年が寿命です」と
断言できるわけではありません。

自分で行うメンテナンスと、定期健診をきちんと受けることで、
寿命を長く保つことができるのです。
治療例では、40年以上前、インプラント治療が誕生した頃に
入れたまま今も使い続けている方もいるほどです。

せっかく入れたインプラントをできるだけ長持ちさせるよう
意識して、適切なケア・メンテナンスを行いましょう。

インプラントを入れていない歯が悪くなったら

インプラントを入れていないご自分の歯が悪くなってしまったら、
その歯だけを治療することができます。
もしその歯を失うようであれば、そこだけ追加でインプラント治療を行うこともできます。

インプラントは、周囲に影響を与えずその歯だけを治療することができますから、
残っているご自分の歯に万が一のことがあったとしても、
安心して治療に取り組んでいただけます。